The Empress

名門大学生のインファは、ある日慕っていた教授からセクハラを受け、それを訴える。しかし現場にいた唯一の目撃者である検事修習生の恋人・ヒョンイルは出世のため教授の肩を持ち、現場を見ていないと話す。そして、美術コンクールのために教授を誘惑したと濡れ衣を着せられたインファは、大学を追放され実家に戻ることになるのだが、その後実家付近で暴動が起き...。

暴動により実家のスナックが火事になり、インファの母は病院に運ばれる。そして母の入院中、実家の荷物をしていたインファは、父親らしき人物が写っている写真を見つける。その後、母が助かるためには手術が必要だと知らされたインファは手術費のため悪徳金融から多額の借金をするのだったが、手術は失敗し母は死んでしまうのだった。

多額の借金を背負うことになったインファは、夜の世界に足を踏み入れることになる。そこにインファに金を貸した悪徳金融の者が客として現れ、暴行しようとするが、間一髪のところでチョン・ヒョクが助けに入る。その後インファは、正式にホステスとしてデビューするのだったが、そこでホステス達から評判の悪いコン社長という人物を接客することになってしまうのだった。

コン社長から高級店で勤務することを提案されたインファは、政財界の大物だけが出入りするというノーブルクラブのマダムに会う。そして、母親の過去を知る男、オ議員に会えるかもしれないという期待から、ノーブルクラブへの関心が次第に大きくなっていくインファは入店への決意を固めていくのだった。

シファマダムが探していた絵を手に入れたインファは、ついにノーブルクラブに入店することになる。ノーブルクラブの常務は、他とは比べ物にならないほどキャストとしてのレベルが低いインファが気に入らない。周りからの反発がある中、シファマダムはインファをノーブルクラブのエースであるミン·ヒャンギのヘルパーとしてつけてみるのだが...。

コン社長とともにノーブルクラブにやってきたオ議員。インファは複雑な気持ちで彼らを迎え入れる。そしてルームでコン社長を接待したインファは、オ議員が自分の実父であると確信する決定的な事実を知ることになるが...。一方、テスはチェ議員の指示によって、オ議員のイメージを壊していく作戦に力を貸すことになるのだった。