Kekko yoteibi

「26歳で結婚、27歳と 29歳で子供を産み、温かい家庭を築く！！」……そんな理想を夢みていた河合佳子（大原櫻子）は、29歳の誕生日直前に3年半付き合った恋人・保坂大輔（古屋呂敏）に別れを告げられてしまう。 そんな時、偶然部署一のイケメン後輩・結城真臣（松田元太）が現れ、カフェで話すことに。 そして、突然「1年でお相手が出来なければ私と結婚しましょう」と提案をされてしまい―！？ 翌日、普段通りの結城に戸惑う佳子。結城は何故、結婚の提案をしたのか…！？

〈結婚〉の提案を受け結城（松田元太）を意識してしまう佳子（大原櫻子）だったが、結城の提案は、失恋の傷を癒すための“優しい嘘”だと思い込むことに。 そんなある日、佳子は、結城とシステム部の美鈴侑里香（野崎智子）が〈花火大会〉の日に会う約束をしている場面を目撃してしまう。浴衣姿の結城と美鈴を想像して、涙がこぼしてしまう佳子。 涙のワケは、失恋で弱っているからなのか、結城のことが好きだからなのか？気持ちの整理ができないまま佳子はひとり〈花火大会〉の日を迎える...。

〈花火大会〉の日、佳子（大原櫻子）の頬にキスをしたことを思い出す結城（松田元太）。 新人の頃から、気が付けば、ムードメーカーの佳子を目で追っていた…。 一方、佳子は〈花火大会〉の日のキスがあったにも関わらず、会社では普段と全く変わらない結城の態度に戸惑っていた。 そんな2人に気がついた吉良凌平（柾木玲弥）は、何かがあったと思い、それぞれの話を聞くが、〈両片想い〉の2人の想いは全くちぐはぐで…！？

社員旅行で温泉旅館へやってきた結城（松田元太）と佳子（大原櫻子）たち。営業部で行動する一同だったが、そこには何故か企画部の新人・堂本尊（佐藤友祐）の姿も！？親し気に話す佳子と堂本の姿に戸惑いを隠せず、“彼女を独り占めしたい”気持ちが湧き上がる結城。 そして、美鈴（野崎智子）が結城へ相変わらず猛アタックし、その姿を見た佳子もどこか寂しげで相変わらず、想いがすれ違い続ける2人。 そんな中、旅館のロビーで佇む営業部は、〈結婚願望〉話題に！「結婚願望ないですよね？」と話を振られた結城が答えたのは…！？

〈結婚の約束〉が無かった事になり、ギクシャクする結城（松田元太）と佳子（大原櫻子）。 そんな中、佳子は元カレの大輔（古屋呂敏）と共に、友人の結婚式の幹事をすることになり、2人で会うことに。そして、結城がそんな佳子と大輔を目撃してしまい―！？動揺を隠せない結城だったが、改めて佳子への気持ちを確信し、告白を決意する。一方の佳子も大輔にヨリを戻そうと言われ、“結城のことが好きだ”と再認識する。ついに、両想い…のところで、佳子の身に危険が迫る出来事が起こり―！？

ついに、想いが通じ合った2人。退院した佳子（大原櫻子）だったが、松葉杖生活を見かねた結城（松田元太）は、完治するまで一緒に暮らすことを提案し、突如、同棲生活が始まることに！？ 病院での〈告白〉はあったものの、いきなりの展開に戸惑う佳子。しかし、いざ同棲生活が始まってみると、あまりにも紳士的すぎる行動に、“心臓がいくつあっても足りない”とドキドキの反面、恋人としてのスキンシップを取ろうとしない結城に不安を募らせていく…。佳子は意を決して、ちゃんと想いを伝えることにして―！？そして、足が完治した日、つい に2人は――。